アドバンテスト <6857> [東証Ｐ] が1月29日大引け後(15:30)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。25年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終利益は前年同期比2.6倍の1212億円に急拡大した。 　併せて、通期の同利益を従来予想の1220億円→1675億円(前期は622億円)に37.3％上方修正し、増益率が95.9％増→2.7倍に拡大し、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。 　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の526億円→981億円(前年同期は363億円)に86.4％増額し、増益率が44.9％増→2.7倍に拡大する計算になる。 　同時に、従来未定としていた今期の年間配当は39円実施する方針とした。 　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終利益は前年同期比2.4倍の518億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の20.1％→31.8％に急上昇した。 株探ニュース