古河機械金属 <5715> [東証Ｐ] が2月10日大引け後(15:30)に決算を発表。25年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比22.3％減の63.7億円に減った。 　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の74億円→79億円(前期は103億円)に6.8％上方修正し、減益率が28.7％減→23.9％減に縮小する見通しとなった。 　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の39.7億円→44.7億円(前年同期は43.1億円)に12.6％増額し、一転して3.8％増益計算になる。 　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の60円→70円(前期は55円)に増額修正した。 　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比38.4％増の29.4億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の4.4％→5.6％に改善した。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 　　本日発表の「投資有価証券売却に関するお知らせ」のとおり、保有する投資有価証券の一部を売却し、2025年3月期第4四半期会計期間において、投資有価証券売却益約4,000百万円を特別利益に計上する見込みで、併せて税金費用を調整した結果、前回（2024年11月11日）発表の業績予想との比較において、当期純利益を上方修正しています。（注）本資料に掲載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。