山陽特殊製鋼 <5481> [東証Ｐ] が1月31日大引け後(16:00)に決算を発表。25年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比65.0％減の31.7億円に大きく落ち込んだ。 　併せて、通期の同利益を従来予想の130億円→110億円(前期は121億円)に15.4％下方修正し、一転して9.2％減益見通しとなった。 　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の103億円→83.6億円(前年同期は43億円)に19.3％減額し、増益率が2.4倍→94.4％増に縮小する計算になる。 　同時に、TOBに伴い、従来50円としていた今期の下期配当を見送る方針とした。 　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比57.0％減の5.4億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の1.8％→0.8％に悪化した。 株探ニュース